1933 - 2021 OSAKA, JAPAN
言葉を信じ、
人を信じた人生。
元小学校教師・正木栄一が遺した、三十冊のノートの物語。
正木 栄一
まさき えいいち|1933(昭和8)- 2021(令和3) 享年88
大阪の小学校で教壇に立ち、大病を越えて障害児教育に生涯を捧げた教育者。
退職後は書斎で短歌を詠み、晩年の十五年間、一日も欠かさず日記を綴り続けました。
このアーカイブは、遺された三十冊の大学ノートをもとに、
家族が知らなかった「心の裏側」までを含めて、その人生をひとつの物語として編んだものです。
いつでも、どこからでも、おじいちゃんの面影に会いに来てください。
どの子にも、
その子にしか咲かせられない花がある
― 栄一が生涯くり返した口癖
人生をたどる
歩み ― 人生年表
昭和八年の誕生から令和三年の旅立ちまで。教壇の日々、闘病、そして障害児教育への献身。八十八年の歩みを年表でたどります。
年表を見る綴り ― もうひとつの自伝
三十冊の日記の行間から紡ぎ出された、全三章の自伝エッセイ。家族も知らなかった「おじいちゃんの笑顔の理由」がここにあります。
エッセイを読む言の葉 ― 短歌と言葉
晩年の楽しみだった短歌の数々と、日記に残された大切な言葉。季節とともに詠まれた「言の葉」を選んで収めました。
作品を見る家族の声 ― 思い出とメッセージ
娘から、孫たちから、そして教え子から。栄一と過ごした日々の思い出と、いま伝えたい言葉を集めました。
メッセージを読む想い出の風景








三十冊のノートのこと
実家の押し入れの奥、段ボール一箱。
そこに詰まっていたのは、晩年の十五年間、一日も欠かさず綴られた三十冊の大学ノートでした。
日記、短歌、メモ書き――保管し続けることも、手放すこともできずにいた家族の想いを、
このデジタル記念館というかたちで未来へ受け継ぎます。